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- 専門学校と大学の違い
進路について、「大学・専門学校など、どこに進学しよう?」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
項目 | 専門卒 | 大卒 |
在学期間 | 2〜3年 | 4年 |
学位 | 高度専門士(4年制)/専門士(2年制) | 学士 |
学ぶ内容 | 実務・専門技術中心 | 理論・教養・研究中心 |
就職活動 | 即戦力を重視 | ポテンシャル・将来性を重視 |
費用 | 比較的安価 | 高額になりがち |
進路の柔軟性 | 限定されやすい | 幅広い選択肢がある |
19歳 | 20歳 | 21歳 | 22歳 | 称号 | |
高等学校卒業 | 専門学校1年制 | ||||
専門学校2年制 | 専門士 | ||||
専門学校3年制 | |||||
専門学校4年制 | 高度専門士 同等 |
||||
大学 | 学士 | ||||
短期大学 | 短期大学士 |
高度専門士(専門学校4年制) | 学士(4年制大学) |
4年制以上の専門学校の特定の学科を卒業することで授与される称号。 大学卒業者と同等以上の専門性と実践力を有すると認められます。 大学院への入学資格も得られます。 |
大学を卒業することで授与される学位。 学術的な知識を体系的に修得したことを証明します。 |
項目 | 高度専門士(専門学校4年制) | 学士(4年制大学) |
学歴扱い | 大卒と同等 | 大卒相当 |
学習内容 | 実務的、実践的 | 学問的、理論的 |
大学院進学 | 可 | 可 |
項目 | 専門卒 | 大卒 |
初任給 | 平均20万円前後 | 平均22~24万円 |
生涯年収 | 約2.5億円 | 約3億円(業種により異なる) |
※参照元:独立行政法人労働政策研究・研修機構
一般的に、初任給は大卒の方が専門卒よりも高い傾向にあります。厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」などを見ても、新規学卒者の賃金は大学卒の方が高いことが示されています。ただし、これはあくまで全体の傾向であり、個人の能力や職種、企業規模によっては逆転することも多いです。特に専門職においては、スキルや経験が直接的に給与に反映されやすいです。 医師や宇宙飛行士など大卒以上の学歴が必須となるケースもあります。しかし、近年では成果主義や実力主義を導入する企業も増えており、専門職においては、実績やスキル、マネジメント能力が昇進に大きく影響します。
特にIT・Web業界のエンジニア、デザイナー、クリエイターなどの専門職では、ポートフォリオやこれまでの実績、最新技術への対応力、問題解決能力といった「スキル」が、学歴よりもはるかに重視されます。企業は即戦力となる人材を求めており、実践的なスキルがある専門卒のほうが、就職に有利に働くケースも珍しくありません。
年収1,000万円以上を目指せる職種は、専門的なスキルや経験、高い成果が求められるものが多く、学歴よりも個人の能力が重要視される傾向にあります。
ITコンサルタント | 企業のIT戦略立案からシステム導入までを支援する専門職。 高度なIT知識とビジネス理解が必須。 |
プロジェクトマネージャー(IT系) | 大規模なITプロジェクトを統括し、成功に導く責任者。技術力だけでなく、マネジメント能力、コミュニケーション能力が求められる。 |
AIエンジニア | 人工知能の開発・研究を行う最先端のエンジニア。 高度な数学的知識とプログラミングスキルが求められる。 |
Webマーケティングコンサルタント | デジタルマーケティング戦略の立案から実行までを支援し、企業の売上向上に貢献する。市場分析力、データ解析力、Web広告運用スキルなどが重要。 |
UI/UXデザイナー | ユーザーにとって使いやすく、魅力的なプロダクトのデザインを担当。 デザインセンスに加え、ユーザーリサーチや心理学の知識も必要。 |
ゲームプロデューサー/ディレクター | ゲーム開発プロジェクト全体を統括し、企画からリリースまでを指揮する。 クリエイティブな発想力とプロジェクト管理能力が求められる。 |
専門職としての強みを最大限に活かす働き方としては、以下のようなものが挙げられます。
専門性を活かした企業への就職 | 専門学校で学んだ知識や技術を直接活かせる企業、職種を選ぶ。 |
フリーランス・独立 | 特定の専門スキルを武器に、個人で案件を受注し、高単価で働く。 |
社内ベンチャー・新規事業への参画 | 専門知識を活かし、新たな価値創造に貢献する。 |
技術顧問・コンサルティング | 企業に対して専門的なアドバイスや指導を行う。 |
専門性の高い内容や実践に繋がる知識を学べる
専門学校の大きな強みの一つです。特定の業界や職種に特化したカリキュラムが組まれており、座学だけでなく実習や演習を通じて、即戦力となる実践的なスキルを習得できます。企業との連携も強く、実際の現場で役立つ知識やノウハウが学べるのが特徴です
年収が高い、または社会的に成功している専門職の共通点としては、以下のような点が挙げられます。
継続的な学習意欲 | 技術の進化が速い分野では、常に最新の知識やスキルを学び続ける姿勢が不可欠です。 |
専門性の深化と多角化 | 特定の分野を深く掘り下げつつ、関連する分野の知識も広げることで、市場価値を高めます。 |
問題解決能力 | 単にスキルがあるだけでなく、目の前の課題を分析し、最適な解決策を導き出す能力。 |
コミュニケーション能力 | 技術的なことを非技術者にも分かりやすく説明したり、チーム内外と円滑に連携したりする能力。 |
実践経験と実績 | 理論だけでなく、実際に手を動かして成果を出せること。プロジェクトへの貢献度が高いこと。 |
市場ニーズへの敏感さ | 業界の動向やトレンドを常に把握し、自身のスキルを市場が求める方向に合わせていく柔軟性。 |
専門分野に特化しているため、その分野の企業から直接求人が来ることが多く、特定の業界に特化した合同企業説明会なども開催されるため、効率的に就職活動を進められます。
専門学校では、インターンシップや企業との共同プロジェクトなどを通じて、在学中から実際の現場で経験を積む機会が多く提供されます。これにより、卒業後すぐに現場で活躍できる能力が身につきます。
多くの場合、専門学校は2年制または3年制であり、大学の4年制に比べて短い期間で専門スキルを習得し、社会に出ることができます。これにより、早くキャリアをスタートさせ、実務経験を積むことが可能です。最終的に、専門卒と大卒のどちらが良いかは、個人の目指すキャリアや学習スタイルによって異なります。専門職を目指すのであれば、実践的なスキル習得に特化した専門学校は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
専門学校はこんな人におすすめ
将来やりたい職業が決まっていて
即戦力となる知識や技術を身につけたい方
大学はこんな人におすすめ
勉学・研究したい学問がその大学にある
幅広い知識を身につけたい方
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