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お寺でクリエイター体験!? テラクリエイターズ参加レポート

お寺でクリエイター体験!?なにそれ!?と思うかもしれませんが、実はあるんです。

それがテラクリエイターズというイベント、公式ツイッターもあります!

 

2022年から開催されているこちらのイベントなんですが、京都にあるお寺にて「ゲーム」「イラスト」「マンガ」に関するその道のプロの方々と様々なワークショップが体験できるという内容となっています。

 

今回、本校のゲーム分野から1名、CGデザイン分野から2名の参加がありました。

 

ゲーム分野2年生の参加者からこの2日間で体験した事をなんと6000文字超のレポート資料をもらいました。

せっかくの貴重な体験記、学校ブログにのせていい?と聞いたら「ぜひ!」との返事をいただきましたのでみなさんにもご紹介。

都合上レポート内容を全て掲載する事は出来ませんが、テラクリエイターズってどんな事やってるの?と気になっている方も多いはず。

 

ではここからはイベント参加レポートになります!

 

1日目

こんにちは、ゲーム分野2年生のFです。

今回は6月24日~25日に開催されたテラクリエイターズの参加レポートになります。

開催前日は楽しみすぎて夜寝られないという小学生の遠足の前日みたいになってしまいましたが、当日は遅刻せず無事会場となる妙心寺の壽聖院さんに到着出来ました。

今回のテラクリエイターズ参加者は13名で、昨年よりも増えているそうです。

1日目はまずゲーム業界について、サイバーコネクトツー代表の松山洋さんからゲーム業界の用語や市場についての解説があり、そのあとにゲーム企画に関するワークショップが行われました。

初対面のみなさんと即席でチームを組んで話し合いをする、めちゃくちゃ緊張してうまく話をすることが出来ませんでした。

それでも時間は過ぎていって発表の時間、そして発表はまさかの自分が担当!?

震える足と声を抑えて何とか発表出来ました。企画内容については色々と指摘をもらい、たくさんの気づきや反省がありました。

 

そのあとはお昼ごはん、お弁当をいただいたあと、主催の副委員長さんとエヴァンゲリオンについてお話をして楽しく過ごすことが出来ました。

 

お昼ごはんのあとはイラストのワークショップです。

ここではミリアッシュ代表の竹谷彰人さんから、現在のイラスト業界ではどういったモノが描けると強いのか、今何が伸びてきているのかというお話を聞くことが出来ました。

そのあとはテーマに合わせたイラスト作成を行い発表です。自分は色々調べた結果、テーマと「ハシビロコウ」をかけ合わせたものを描いてみました。

 

続けてマンガワークショップです。

ナンバーナイン代表の小林琢磨さんから現在のマンガ業界、特にWebToon(縦読みフルカラーマンガ)について具体的な作業工程や業界の盛り上がりについてお話を聞くことが出来ました。

ここではテーマに合わせてマンガの簡単なあらすじを書くという内容。

誰もが知っているテーマに新しい物を取り入れたいと考えて試行錯誤しました。

 

3つのワークショップが終わるともう夕方です。

晩ごはんはなんとバイキング形式!めちゃくちゃ豪華なご飯を食べる事が出来ました。

とはいうものの、実は食事の最中にいろんな人の話を聞いていた結果サラダとチーズしか食べていない事に気づきました…もったいなかった…

 

1日目の最後はグループ分け&グループ毎に課題制作をスタートです。

ゲームのグループに入れると良いなぁと思っていたんですが、人数の都合からマンガグループに入る事になりました。

今まであんまり良い結果を出せていない!と思っていたのでここでは色々な設定やパターンを考え、マンガのネームも担当する事になりました。

21時ごろからスタートしたネーム作成、気づいたら1時になっていて驚きました。

お寺という事もあり静かな環境でめちゃくちゃ集中できたんだなと感じました。

 

2日目

朝の4時にベルが鳴ります、さすがお寺、朝が早いです。

起きたあとは身支度を整えて座禅体験をしました。30分ほどで終わりましたがアニメやマンガでよくみる肩をバシーン!と叩いてもらうアレも体験する事ができました。

 

朝食を食べたあとはグループワークを再開、昨日作ったネームをみんなに見せると結構好印象だったので心の中でガッツポーズしていました。

講師の方にも見ていただいたのですが、ネームの書き方について指摘をもらいその部分を反映させるために、自分で作成したものをベースに改めて書き直しをしました。

 

そのあとお昼ごはんのうどんをいただきました。これがめちゃくちゃ美味しくておかわりしてしまいました。

 

お昼ごはんのあとはワークショップを再開、16時に最終発表があるためラストスパートをかけていきます。

ただここでやっぱり問題が発生します、どうしようとチームで相談する中で松山さんに相談しようとなり、松山さんに僕たちのマンガを見てもらう事にしました。

現在のマンガだと話の流れや時系列がわかりにくい、というアドバイスをもらい、ページ順の入れ替えや下書きが終わっていない部分をお手伝いしてもらいました。

自分はその様子を見ていて「あぁ、何も出来ていなかったんだな…」と無力感を感じてしまいました。

ヘコんでいると「ここで言ってもらえて良かった、いいもの完成させよう!」とチームメンバーから励ましの言葉をもらい、講師の小林さんにも「完成させる事、書ききる事を第一の目標にしよう!」と励ましていただいて何とか残り数分で書き切る事が出来ました。

完成したマンガは机におさまりきらない作品になりました!

 

作品の発表はまたもや僕でした、どういうマンガの内容なのか、夜中までネームを作った事、制作中に起きた出来事などを発表させてもらいました。

 

そんなこんなで全てのワークショップが終了し、イベントも終わりの時間です。

最後は各講師のみなさんに挨拶し、色んなアドバイスをもらうことが出来ました。

完成したマンガもチームメンバーの勧めもあり、僕が貰うことになりました。

 

最初は参加する事にかなり不安がありましたが、終わってみるととてもいい経験が出来て楽しかったなという思いでいっぱいになりました。

もし来年も開催されるのであれば、また参加したいと思っています。

 

以上が参加レポートになります。最後まで読んでもらってありがとうございました。

ゲーム分野2年生F